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着崩し防止について

着崩し防止について

デザイン的視点

昨今、メディアなどによる影響から、カジュアル志向の着こなしが目立つようになりました。
特に、流行に敏感な生徒さんの中には、制服を改造してしまう場合があります。
絶対的な効果が得られるとはいえませんが、これまでに行った具体的な対策例をご紹介します。
  問題点 対策 具体的方法・注意事項
ジャケット 丈を短くする 裾裏・裾表に刺繍を施す 裏に入れる場合→目立つ色でもよい
表に入れる場合→ジャケットと同色
スカート 丈を短くする 裾や腰部分にマーキングを施す 通常はスカート生地と同色など、
目立たない色を入れます。
裾にラインをいれる スカート生地と同色など目立たない
色のラインを入れる、
デザインとして全く異なった色
のラインを入れる、
などのケースがあります。
スカートのウエストベルトを細くする 通常、ウエストベルトは3センチですが、
細くすることで折り曲げても短くなりに
くくなります。
注意:アジャスターをつけることはできに
くくなります。
飾りボタン・ベルト付き仕様にする スカートの腰のベルトや飾りボタンにより、
巻きにくくなります。
柄物スカートを採用 裾の柄は身長に関わらず、
同じ柄が出るように裁断、
縫製していますので、短くカットすると、
一目でわかります。
ジャンパースカートの採用 通常のスカートに比べ、
ウエスト部分がつながっているので
多少の防止効果があります
スラックス ズボンを下げる 採寸時にきちんとした採寸を行い、適応サイズを販売、
追加購入についても販売店と連携をとって販売
タックの少ないデザインの採用 体型の違いにより、
着こなすことが難しくなります。
シャツブラウス 第一ボタンをあける シャツ・ブラウスに工夫 第一ボタンを下げたデザイン
プルオーバータイプのデザインなど
外に出す 外に出しても見えにくい丈に設定 きちんと着用する生徒さんを第一
に考え、中にもいれることができる
着丈に設定します。
ネクタイ リボン つけない緩める ネクタイ・リボンに工夫 リボンはゴム仕様ではなく、
スナップ仕様。 伸ばしてつけにく
くなります。
シャツ・ブラウスにネクタイ・リボンの
かわりとなるポイントをつける
前立て部分に刺繍を施す
アクセントとなるボタンをつけるなど

スカート

巻き上げ対策

通常のスカート

通常のスカート

通常のスカート
カーブベルトタイプのスカート
カーブベルトタイプのスカート

カーブベルトタイプのスカート

メリット
  • ・ウエスト調節アジャスターが使用できる
  • ・巻き上げるとアジャスター部分により、ひだがひらく
  • ・腰のラインに沿ったカーブベルトの デザインなので、
    巻き上げることができない
  • ・一般衣料にもでているデザインなので、生徒さんには
    受け入れられやすい
デメリット
  • ・ベルト芯がしっかりしているため巻き上げやすい
  • ・通常のスカートより、ウエスト位置が下 がって見える
  • ・ベルト部分がカーブしているため、通常スカートのベ
    ルトより多くの生地を使用→コスト高

丈を短くする (ウエストから)

  ベルトありタイプ ベルトなしタイプ その他
対策方法 ①ウエスト部分に
デザインを施す
②ベルトをつける ③飾りベルトをつける ④ウエストベルトを細くする
デザイン例 ①ウエスト部分に
デザインを施す ②ベルトをつける ③飾りベルトをつける ④ウエストベルトを細くする
メリット
  • ・ウエスト部分をデザイン化
    することで、巻き上げにくく
    なる
  • ・おしゃれ効果
  • ・ベルトに厚みがあるた
    め、巻き上げにくくなる
  • ・おしゃれ効果
  • ・カーブベルトで巻き
    上げにくくする
  • ・おしゃれ効果
  • ・ベルトを細くすることで
    巻き上げにくくする
デメリット
  • ・デザイン化することによる
    若干のコスト高
  • ・ベルトを嫌がる生徒もいる
    (ウエストを強調するため
  • ・ウエストの位置が
    さがって見える
  • ・ウエストサイズ調節の
    アジャスターがつけに
    くくなる

丈を短くする(裾から)

対策方法 ①裾にラインを入れる ②裾にマークを入れる ③裾の生地を切り替える
デザイン例 ①裾にラインを入れる ②裾にマークを入れる ③裾の生地を切り替える
メリット
  • ・ラインを縫い付けてい
    るため、加工できない
  • ・男性の先生方もチェッ
    クしやすくなる
  • ・加工できない
  • ・表面に入れると、男性
    の先生方もチェックしや
    すくなる
  • ・コストも安価
  • ・生地を切り替えている
    ため、加工しにくい
デメリット
  • ・大柄のチェック柄には
    不向き
  • ・ラインの色に限りがある
 
  • ・縫い工程が増えるため
    若干コスト高
  • ・上と下の素材バランス
    に注意が必要

リボン

ずり下げてつける

対策方法 ゴムでとめる【サイズ固定】 ボタンでとめる スナップでとめる ワンタッチ金具でとめる
デザイン例 ゴムでとめる【サイズ固定】 ボタンでとめる スナップでとめる ワンタッチ金具でとめる
ゴムでとめる【サイズ固定】 ボタンでとめる スナップでとめる ワンタッチ金具でとめる
メリット
  • ・首に巻きつけるタイプ
    で取れる心配がない
  • ・ボタンやスナップをとめるだけで、
    適正な位置にリボンがつく
  • ・ゴムタイプでないため、のびない
  • ・ワンタッチで留めつけができる
デメリット
  • ・首まわりの寸法に注意
  • ・若干伸びる
  • ・ボタンやスナップが取れる可能性がある
  • ・片方だけとめるという着方が生まれる
  • ・落とさないように注意
  • ・はずしやすい

シャツブラウス

第一ボタンをあける

対策方法 ①首下がりを広めにする ②ひよくタイプにする ③第二ボタンを高めに設定 ④ボタンダウンにする
デザイン例 ①首下がりを広めにする ②ひよくタイプにする ③第二ボタンを高めに設定 ④ボタンダウンにする
後ろ部分は衿台つき前部分は衿台なし ③第二ボタンを高めに設定 ④ボタンダウンにする
メリット
  • ・首もとに窮屈感がなく
    楽に着用できる
  • ・首もとに窮屈感がなく
    楽に着用できる
  • ・胸元にポイントができる
  • ・第一ボタンをはずしても
    だらしなく見えにくい
  • ・第一ボタンをはずしても
    だらしなく見えにくい
デメリット
  • ・ジャケットとのバランスに注意
  • ・ジャケットとのバランスに注意
  • ・第二ボタンをはずさないよう注意
  • ・衿についているボタンを
    はずさないよう注意
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